2026年の半分があっという間に終わってしまいました。
今回は、上半期(1月~6月)に読んだ本の中で、
「これは読んでよかった!」と思った5冊を厳選してご紹介します!
本好きの方はもちろん、「次に読む一冊」を探している方の参考になればうれしいです。
- 【本好きには絶対おすすめ!】本なら売るほど3(児島青)
- 【本をもっと楽しめるようになった】「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(三宅香帆)
- 【元気が出るお仕事小説】咲良は上手に説明したい!(滝沢志郎)
- 【静かに感動できる本】エピクロスの処方箋(夏川草介)
- 【やさしい気分になれるエッセイ】私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている(古賀及子)
- まとめ
【本好きには絶対おすすめ!】本なら売るほど3(児島青)
あらすじ
年若いひっつめ髪の店主が営む、街の小さな古本屋「十月堂」。
棚作りに工夫を凝らしたり、色んなお客さんと出会ったり、
今日ものんびり営業中。
人の手を渡り、時を超え、今なお次なる読み手を待っている本のために。
読めばきっと、誰かと本の話がしたくなる。
本と人生をめぐる短編連作のマンガ。
おすすめポイント
3巻から読むのも楽しいのですが、まずは1巻、2巻を読んでから、
この3巻を読むのをおすすめします!
1巻・2巻で描かれたエピソードが、3巻目につながっていくので、
その背景を知っていると感動がぐっと深まります。
本好きに刺さるエピソードがみっちり入っていて、絶対読んでほしい一冊です!
◆本なら売るほど1
◆本なら売るほど2
【本をもっと楽しめるようになった】「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(三宅香帆)
内容紹介
話題の本やマンガ、最新の映画やドラマについて、
魅力的に語れる人になりたい。
そんな風に思ったことはありませんか?
作品を読み解き、その面白さを伝えるには、実は「コツ」があるんです!
書評家である著者が自ら実践する「鑑賞の技術」を徹底解説してくれる新書。
おすすめポイント
「鑑賞の技術」として書かれていることは、とてもシンプル。
鑑賞ポイントを5つにまとめ、
その5つに当てはまる著者(三宅香帆さん)の書評を紹介しています。
技術の内容はとても分かりやすいし、書評を読むだけでも楽しい。
ドラマ「虎に翼」「海のはじまり」やアニメ「SPY×FAMILY」など、
取り上げられている作品は最近のものが多いので、記憶に新しい人も多いはず。
いつも楽しそうに本やドラマのお話をされる三宅さんのお姿を
YoutubeやPodcastなどで拝見しているので、
「この5つの技術を習得すれば、三宅さんのように楽しく見れるようになるかも!」
とわくわくします。
実際、この本に書かれた5つのポイントで本を読んでみると、
一冊ずつの印象が強くなり、
より読みごたえを感じられるようになってきました。
今までよりも読書を楽しめるようになったという意味で、読んでよかった一冊です。
【元気が出るお仕事小説】咲良は上手に説明したい!(滝沢志郎)
あらすじ
台風で各路線が運休し、混乱する横浜駅。
乗客からの問い合わせに追われるアルバイト駅員の石川咲良の前に、
一人の女性・浅倉響が現れる。
浅倉の端的でわかりやすい説明によって、乗客たちが納得していく様子に
衝撃を受けた咲良は、浅倉と同じ「テクニカルライター」になるべく、
彼女が働く老舗マニュアル会社・FTCに入社する。
おすすめポイント
新米テクニカルライターとして入社する咲良のがんばりっぷりに元気をもらえます!
先輩社員・浅倉の仕事への姿勢やプロ意識にも、心を動かされました。
読み終わった後には、「よし、私もがんばろう!」と思えた小説でした。
【静かに感動できる本】エピクロスの処方箋(夏川草介)
あらすじ
『スピノザの診療室』の続編。
かつて大学病院で名医として働いていた雄町哲郎は、
今は家族のために地域病院で働いている。
ある日、哲郎の友人で、大学准教授の花垣から、難しい症例の相談が持ち込まれた。
患者は82歳の老人。彼は、かつて哲郎が激怒させた大学病院の飛良泉教授の父親だった…。
町医者として出会うさまざまな人との出会いと別れを、切なくも温かく描く小説。
おすすめポイント
医療系のお仕事小説で、どうしても向き合わなければいけないのが、
患者さんを看取るシーン。
私は、ドラマであれ本であれ、家族が死にゆく患者を見守る場面が苦手です。
家族が感じているであろう悲しみを想像すると、胸がぎゅっと苦しくなってしまうので。
でも、夏川さんが描く看取りのシーンは、なぜか温かいのです。
患者さんを看取った後、遺された人たちが
「ああしてあげればよかった」「あのとき、あんな行動をとるべきでなかった」
「あんな死に方をしてかわいそう」と考えてしまう。
そんな場面で雄町先生が語る言葉は、その人たちのやるせなさを抱きとめて、
「あの人は決してかわいそうではなかった」と否定してくれるのです。
その温かさに、また泣きそうになってしまいます。
静かに感動できる本をお探しの方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
◆スピノザの診療室(夏川草介)
【やさしい気分になれるエッセイ】私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている(古賀及子)
内容紹介
人気の日記エッセイ作家・古賀及子さんが明かす、みんなに読まれる日記の秘密。
一章で、日記を書く際の独自の経験知を語り、
二章・三章で、その実践例としての日記を収録した一冊。
おすすめポイント
とにかく私の心にぐっときたのは、古賀さんが息子さんと娘さんを大好きなこと!
「好き好き~!」「愛してる!」と前面的にアピールする文章ではないのです。
でも、古賀さんが記録する日常の風景や、家族との会話から、
心の底から二人を大事に、愛おしく思っているのが伝わってきて、
読んでいるとあったかい気分になれるエッセイです。
レビュー記事はこちら
まとめ
今年の上半期に読んだのは42冊。例年よりかなりゆっくりペースでした。
それでも「読んでよかった!」と思える本に出会えたことが何よりの収穫です。
冊数は気にせず、これからも自分のペースで読書を楽しみたいと思います♪
みなさんの「今年読んでよかった本」も、ぜひコメントで教えてください!