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年間200冊読む人のブログ

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【縁の下の力持ち】本作りの裏側を描くお仕事小説3選

今回は本作りの裏側にフォーカスを当てたお仕事小説をご紹介します!

どれも仕事への情熱にぐっとくる本ばかり。

夏休み明け、仕事へのやる気を出したいタイミングで読むのにおすすめです!

こんな人におすすめ
  • 本作りの裏側に興味がある方
  • 仕事へのやる気を取り戻したい方
  • エンタメを楽しみたい方

校閲ガール(宮木あや子)

あらすじ

ファッション誌の編集者になる! という夢を抱えて
出版社に就職した河野悦子(こうの・えつこ)が配属されたのは校閲部だった!
担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとした事件が巻き起こり…! ?

おすすめポイント

華やかなファッション雑誌を作りたいという夢は叶わず、

あまり華やかさを感じられない校閲の仕事をすることになった悦子。

だけど、ここでくよくよしないのが悦子のすごいところ。

憧れの雑誌編集部に異動するために、校閲の仕事を真面目に完璧にやろうとする姿勢がかっこいい!

やりたいことのために努力を惜しまない悦子を見習いたくなります。

石原さとみさん主演でドラマ化もされています。

小説と異なる設定もありますが、ドラマの方では石原さんのファッションが素敵!

ぜひ、小説と一緒にお楽しみください♪

 

小説版は、全3巻のシリーズです。

 

舟を編む (三浦しをん)

あらすじ

玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、
新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。
果たして『大渡海』は完成するのか─。

おすすめポイント

とにかく辞書を作る人たちの情熱に圧倒されます!

でも私が親近感を持ったのは、情熱あふれるメンバーの中で、

そこまで夢中になれない西岡くん。

他のメンバーの熱すぎる情熱をうらやましいと思い、

それがない自分はつまらないと苛立つ気持ち。わかる…!

だけど対人交渉が苦手な馬締くんのために、自分の出来る限りのことをしようとする

西岡くんの優しさに痺れました!

仕事への向き合い方を改めて考えるきっかけをもらえます。

本のエンドロール (安藤祐介)

あらすじ

豊澄印刷の営業・浦本は、日々トラブルに見舞われながら
「印刷会社はメーカーだ」という矜持を持ち、本作りに携わる一人。
営業、工場作業員、DTPオペレーター、デザイナー、電子書籍制作チーム。

奥付に載らない本作りの裏方たちを描く長編小説。

おすすめポイント

書店や出版社を舞台とする小説はよくありますが、

印刷会社にスポットライトを当てた小説はなかなかありません。

印刷会社といっても、ただ印刷するだけではありません。

原稿からゲラに起こしたり、装丁をデザインしたり、

出版社と印刷工場のスケジュール調整をしたり・・・

今まで詳細に描かれなかったからこそ、初めて目にする仕事ばかり。

これらの仕事に携わる人がいるおかげで、初めて物語は「本」という形となって、

読者に届くのだというありがたさを、ひしひしと感じる小説です。

本好きにはぜひ読んでいただきたい!!

まとめ

本作りに関わる人たちのお仕事小説を読むと、

こうして普通に本に囲まれて生活できていることが、本当に有難く感じます。

文章を書く人がいて、編集する人がいて、校正する人がいて、印刷する人がいて…

さらに今回紹介した本の中にも描かれていない、多くの人の仕事のおかげで、

私たちは生活できているんだということ。

その恩恵にあずかって、これからも読書ライフを楽しみたいと思います!

みなさんもぜひ、本作りの裏側の世界をのぞいてみてください♪