4月になりました。新しい年度の始まりです。
「気持ち新たにがんばるぞ!」という気持ちをブーストしてくれる小説を
3冊ご紹介します!
- 新しい生活への前向きな気持ちを後押ししたい方
- モチベーションを高めたい方
- 一緒にがんばろう!という気持ちになれる本を読みたい方
図書室のキリギリス(竹内真)
あらすじ
バツイチになったのを機に、資格を持たない“なんちゃって司書”として
高校の図書室で働きはじめた詩織。
慣れない仕事に戸惑うものの、生徒たちと本の橋渡しをしたり、
謎めいた本の来歴を調べたりするうちに、次第に学校司書の仕事にやりがいを覚えるようになる。
自分の道を歩きはじめる女性と、
読書を通して世界を広げていく高校生たちの姿が爽やかな感動を呼ぶ、
ハートフルブックストーリー。
おすすめポイント
初めは成り行きで、学校司書として働き始めた詩織。
でも、無難に仕事を流してやるのではなく、
先生や生徒との会話で出てきた本や映画を
すぐに読んだり見たりしようとする行動力と、
興味のアンテナ感度の高さがすごい!
自発的にやりたい仕事に就けなくても、
与えられた環境での責任を全うしようとする詩織を見ていると、
「私もがんばるか!」とやる気をもらえます。
ゆびさきに魔法(三浦しをん)
あらすじ
月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリスト。
ネイルサロンを開いたのは四年前。
そのサロンの隣にあるのは、「あと一杯」という居酒屋。
店主の松永とは、お隣さんでありながらも、挨拶をかわすくらいでしかなかった。
しかし、とあるきっかけで松永の爪を施術することになる。
新たに大沢星絵という新米ネイリストを店に迎え、
松永との交流が始まり、月島も仕事も広がっていき…。
ネイルを通してお客様の人生を豊かにしたい。
プロとしての矜持が光るお仕事小説。
おすすめポイント
今まで月島が一人で切り盛りしていたお店でしたが、
大沢が加わったことで、新しい交友関係や仕事の場が増えて、広がっていく。
その変化を仕事に邁進する力に変えて、成長しようとがんばる月島が素敵です。
自分の立場が変わらなくても、周りが変わっていくことは往々にしてあります。
その変化に、前向きになれるかどうかが分かれ道。
本作では、大沢という新たな戦力を得るというプラスな変化ですが、
たとえ一見マイナスな変化であっても、
月島のように成長への推進力に変えていきたいと思いました。
クスッと笑えるポイントがちりばめられ、会話のテンポも軽快!
楽しみながらサクッと読めるので、隙間時間の読書にもおすすめです。
魔法律学校の麗人執事(新川帆立)
あらすじ
野々宮椿は日本で一番優秀な十五歳の女の子。
生まれ育った修道院を救うため、
魔法の天才・条ヶ崎マリスの執事になるが…。
「おいド庶民。お前に俺の執事がつとまるわけないだろ」
ご主人は傍若無人で傲岸不遜、名門一家の御曹司だった。
椿はマリスの尊大な態度に辟易しながらも、
マリスと共に魔法と法律の学び舎・魔法律学校に入学する。
契約通り、執事の仕事をこなそうとする椿だが……。
「え? 私が男のふりをして、男子寮で暮らすんですか!?」
男装したヒロインと、オレ様系男子による恋と魔法の学園ファンタジー!
おすすめポイント
突然、縁のなかった「魔法が主流の世界」に投げ込まれ、
しかも偉そうな男に仕えることになるという無茶ぶり展開。
恋愛要素が多めの本ですが、
無茶ぶりに一生懸命に答えようとする椿の健気さとがんばりに感銘を受けました。
ライトノベルなので、こちらもサクサクと読みやすい一冊です。
まとめ
今回は少しずつ系統の違う3冊をご紹介しました。
自分自身が新しい環境に飛び込む物語、
周りの変化を受け入れていく物語、
そして無茶ぶりすぎる展開に巻き込まれていく物語。
いずれの主人公たちも、みんな前向きな力に変えてがんばっています。
そんな彼らの姿を見て(読んで)、モチベーションを高めていけたらなと思います!