みなさんは本を選ぶとき、どんな基準で選んでいますか?
感動したい、知識を得たい、ほっこりしたい。
色んな目的があると思いますが、今回は何も考えずに読める、笑えるエッセイを紹介します!
最初にお伝えします。外で読むのは危険な本ばかりなので、ご注意ください。
- 笑いたい方
- 楽しい気分になりたい方
- 気軽に読める本を探している方
時をかけるゆとり(朝井リョウ)
内容紹介
朝井リョウさん初のエッセイ集。
上京してからの毎日の様子、バイトや夏休みの思い出、就活、社会人生活について。
単行本『学生時代にやらなくてもいい20のこと』を改題した文庫版。
おすすめポイント
もう何も考えたくない時に読んでいただきたい!
とにかく言葉のチョイスが面白いです。
朝井さんのエッセイの理想はさくらももこさんということだそうで、
さくらももこさんを彷彿とさせる雰囲気で書かれています。
なので、さくらももこさんのエッセイが好きな方にもおすすめ。
読み終わった後は、自分の悩みがどうでもよくなってくる、爽快に笑えるエッセイです。
焼きそばうえだ (さくらももこ)
内容紹介
くだらないことを喋り合う男子の会を結成し、そのメンバーである幸薄い植田さんのために、みんなでバリに焼きそば屋を作ろうという、面白さのためだけの企画を実現するまでを綴ったエッセイ。
ノリだけで始まった焼きそば事業、果たしてその行方はいかに!?
おすすめポイント
とにかくくだらない!(褒めてます)
途中でどうでもよくなって投げやりになるさくらさん、
その裏で綿密な準備を進める長尾さんと山崎さん、
そして何もしない植田さん。
読み終わった後は、赤の他人の彼らが友だちのように思えてくる不思議。
サラッと読めるので、こちらも何も考えたくない時におすすめです。
ポンコツ一家 (にしおかすみこ)
内容紹介
母、80歳、認知症。
父、81歳、酔っ払い。
姉、47歳、ダウン症。
そして著者、45歳、一発屋の女芸人。
にしおかさんが「全員ポンコツ」と語る家族が織りなす笑いあり、涙ありのエッセイ。
おすすめポイント
にしおかさんの文才、表現力が素晴らしい!
家族の介護の壮絶さに圧倒されながらも、笑いを誘うツッコミを交えながら書かれているので、思わず笑ってしまいます。
そしてにしおかさんの心情には、介護に奮闘している方々は、
共感できる部分がたくさんあると思います。
大変なことは笑いに変えて吹き飛ばす。
そんな軽やかでしなやかな強さのある文章で、介護者に寄り添ってくれるエッセイです。
まとめ
以上、何も考えたくない時に読みたい、爆笑必須のエッセイをご紹介しました。
最後に大事なことなので、もう一度書きます。
不審者と思われたくない方は、絶対に外で読まないでください!
お家など他人の視線を気にしないですむ環境で、
思う存分ニヤニヤしながら読んでください。