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【読む順番・チェックリスト付き】ほしおさなえさんのシリーズ作品一覧 その3

ほしおさなえさんのシリーズ作品8作品をご紹介!

今回は第三弾。

 

シリーズ別の内容紹介・おすすめポイント・読む順番を書いていきます。

一番最後に、全作品の一覧チェックリストもありますので、

ぜひご活用ください!

【シリーズ別】著作一覧

(作品のかっこは、最初の単行本または文庫本の出版年です)

「祓い師笹目とウツログサ」シリーズ

こんな人におすすめ
  • 怪奇ものが好きな方
  • ちょっとダークな話を読みたい方
  • いつもと違う雰囲気のほしお作品を読みたい方

内容紹介

植物の妖怪とも称されるウツログサ。
多くは無害だが人についたものは宿主の欲望を読んで成長することもある。
ニュータウンのひかり台でウツログサを祓う男・笹目と、
ウツログサに囚われた人々の物語。

2巻まで刊行中。(2025年9月時点)

おすすめポイント

ほしおさんの他の作品とは違って、ちょっとダークな読み味。

連作短編集なので、気軽に読み始められますが、読み応えも充分。

ブラックほしおさなえを読みたい人におすすめです。

刊行順

1.祓い師笹目とウツログサ(2024)

2.おかえり草 祓い師笹目とウツログサ2(2025)

 

「琴子は着物の夢を見る」シリーズ

こんな人におすすめ
  • 着物に興味がある方
  • モノと人のつながりが好きな方
  • じっくり物語を味わいたい方

内容紹介

東京・八王子にある大正十年創業の「本庄呉服店」。
その二代目店主の養女・琴子と三代目店主の次男・柿彦は姉弟のように育ち、
現在はリユース着物の「本庄の蔵」でともに働いている。
柿彦は店長、琴子は古着の査定役だ。
幼少時から着物に宿る記憶が視える彼女は、
いわくのある着物を見抜くことにも一役買っていた。
織物の町で繰り広げられる優しい物語。
3巻まで刊行中。(2025年9月時点)

おすすめポイント

着物に宿る思いを感じ取るという不思議な能力。

着物は特に人の思いが籠りやすいものだと思う。

戦争の記憶、恋の記憶、家族の記憶。

重く深い感情が宿る着物だからこそ、

そこに引き込まれる琴子の危うさも気になって読み進めてしまいます。

読む順番

1.琴子は着物の夢を見る(2024)

2.梅、香る 琴子は着物の夢を見る(2025)

3.星降る海 琴子は着物の夢を見る(2025)

 

 

「銀河ホテルの居候」シリーズ

こんな人におすすめ
  • インクやペンに興味がある方
  • 手紙を書くのが好きな方
  • 人生を振り返りたい方

内容紹介

南軽井沢の銀河ホテル。
イギリス風の瀟洒な洋館の一角に、「手紙室」がある。
室長の苅部文彦は、このホテルに居候する風変わりな男。
彼の手紙ワークショップを受けると、

なぜか心の奥のほんとうの気持ちが見えてくる。

3巻まで刊行中。(2025年9月時点)

おすすめポイント

「千色のインク」から好きな色を選んで、手紙を書くワークショップ。

文房具好きにはたまらない!

手紙を書くことを通して、今までの自分を振り返る人たちの連作短編集。

登場人物たちが細い糸で繋がっていくのも、人生だなぁと感じます。

刊行順

1.銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に(2024)

2.銀河ホテルの居候 光り続ける灯台のように(2024)

3.銀河ホテルの居候 落葉松の森を歩いて(2025)

 

 

全作品一覧チェックリスト

全作品制覇を目指している方は、こちらもどうぞ。(ダウンロードしてご利用ください)

まとめ

モノと人とのつながりや、自分自身を振り返る時間をくれる

ほしおさなえさんの作品たち。

まだ完結していないシリーズがたくさんあるので、

これからもお楽しみは続きそうです!