年間200冊以上の本を読む私ですが、
実は社会人になってから「まったく本が読めない時期」がありました。
読書好きだった子ども時代。
様々なジャンルを知った学生時代。
年間50冊程度しか読めなかった社会人時代。
育児で読書どころではなかった産後。
そして、読書IT革命の恩恵を受けた子育て期間。
この記事では、幼少期から40歳までの読書遍歴を振り返りながら、
私がどのように本好きになり、年間200冊もの本を読めるようになったのかを紹介します。
本好きの原点
幼少期:寝る前の絵本タイム
我が家では、寝る前の絵本タイムが習慣となっていました。
3人兄弟、一人一冊、母に読んでほしい絵本を選び、
読み聞かせをしてもらうスタイル。
選んでいたのは、幼稚園から月一冊もらっていた「こどものとも」シリーズが多かったです。
思えば、これが本を読む習慣の原点だったのだと思います。
小学生~中学生:図書室との出会い
私が小学生・中学生の頃は、親の仕事の都合で海外に住んでいました。
日本語メディアは当時はあまりなく、
日本語の娯楽を楽しむためには、
本やテレビ番組の録画ビデオを日本から送ってもらうか、
数少ない日系書店で購入するか、しかありませんでした。
そんな状況で出会った日本人学校の図書室!
無限にも思える大量の本が自由に読める場所は、私にとってのオアシスでした。
小学校~中学校の9年間、むさぼるように図書室の本を読んでいました。
私が読書好き・図書館好きになったのは、当時の海外生活の環境によるものが大きいです。
小学生時代の読書遍歴
●学校の図書室がオアシス。
●年間読書量:不明
●特に好きだった本
・『ぼくは王さま』シリーズ
自由でわがままな王さまが引き起こす様々なおもしろトラブルに目が離せませんでした。
・『クレヨン王国』シリーズ
可愛らしい世界観の中に、時々顔をのぞかせる不穏な展開。ドキドキしながら読みました。
中学生時代の読書遍歴
●図書室にあるすべての本を読もうとメラメラしていた。
●年間読書量:不明
●特に好きだった本
・『赤毛のアン』シリーズ
アンとダイアナの友情、ギルバートとの関係、大人になった三人の行方が気になり、最後まで追いかけたシリーズです。
・『ハリー・ポッター』シリーズ
人生で初めて一夜漬けで読んだ本が『ハリー・ポッターと賢者の石』。完全にホグワーツの世界に入り込んでしまいました。
児童書からの卒業
小学生:星新一がおもしろい!
小学校高学年の頃に出会ったのは、星新一。
確か、親が買って来てくれたのだと思います。
それまで児童書しか読んでこなかった私にとって、
初めての「大人向け」の本。
だけど、読みやすい!おもしろい!
初めてSFの面白さを体感したのも、この時でした。
中学生:赤川次郎がおもしろい!
中学生になると、親の本棚から気になる本を拝借するようになりました。
その中でもハマったのは、赤川次郎の『三毛猫ホームズ』シリーズ。
ミステリって面白い!と知った瞬間でした。
殺人事件やちょっとセクシーな描写など、「大人向け」の本ならではの表現に
ドキドキしながら、三毛猫ホームズと片山刑事の活躍に夢中になりました。
高校生:恋愛小説がおもしろい!
村山由佳『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズ!
キュンキュンしてハマりました!
小学生~中学生の頃は、マンガ雑誌「なかよし」→「りぼん」→「花とゆめ」と
ステップアップして読んでおり、大人の恋愛にも興味津々な頃。
勝利とかれんのもどかしい恋模様にムズムズしながら読んでいました。
恋愛小説っておもしろい!と感じたのは、この本が最初かも。
大学生:ビジネス書、新書との出会い
ずっと小説とマンガしか読んでこなかった私。
「ビジネス書」「新書」というジャンルがあるのを知ったのは、
大学生協に並んでいる本のコーナーでした。
授業で扱う題材の新書や、
本田健『10代にしておきたい17のこと』を始めとした
「生き方指南」の本を読み始めた時期でした。
ビジネス書は読んで満足しただけで、あまり実践はしなかったな…。
高校時代の読書遍歴
●日本に帰国し、音楽やドラマなど本以外のメディアに夢中になる。
●年間読書量:39冊
大学時代の読書遍歴
●図書館めぐりを楽しむ。
●司書資格が取れる大学を選び入学するも、
入学後にカリキュラムが廃止となり、ショックを受ける。
●年間読書量:平均75冊
本が読めない!・・・からの、年間200冊達成へ。
社会人:本が読めない!
IT業界の会社に就職して数年間、読書の暗黒時代が訪れます。
9時~17時の拘束時間、資格の勉強、一人暮らしの開始など、
新生活をやりくりしている間、本を読む時間も、読みたいという欲もなくなっていました。
読む本の傾向も変わり、ミステリやSFなど現実離れした話よりも、
お仕事小説や家族小説のような、今の自分が共感できる話を好んで読むようになります。
子育て期:本が読め・・・る!!
第一子の妊娠・出産・子育て期間は、やはり本が読めませんでした。
初めてのつわり、初めての出産に対する不安、
初めての夜泣きと睡眠不足・・・
子どものペースに合わせる生活が続き、自分の好きなタイミングで本が読めない。
産後1年間での読書冊数は、たった15冊でした。
けれども、第二子、第三子の出産・子育て期で読書のIT革命が起きます。
そう、電子書籍と、Audibleやオーディオブックなどの「聴く読書」です!
これのおかげで、寝かしつけ後の動けない時間を、読書に費やすことができたのです!!
一番本が読めなさそうな産後一年間の時期に、
初めて年間読書量200冊を突破しました。
ただ、この読了本の中には、読み聞かせをした絵本も含まれます。
昔、親に読んでもらった絵本に再会し、
自分の子どもに読んであげられたのは、とても幸せな時間でした。
寝かしつけ後の読書については、こちらの記事へ
社会人新人時代の読書遍歴
●年間読書量:平均47冊
●特に好きだった本
・空飛ぶ広報室
有川ひろさんが描く男前な登場人物たちがかっこよくて、こんな社会人になりたい!と憧れを募らせました。
・舟を編む
自分の仕事に、最大限の熱意とプライドを持って働いている姿にやる気をもらいました。
・きいろいゾウ
ムコさんとツマの夫婦が紡いでいく、ささやかな幸せのある生活。憧れます。
子育て時代の読書遍歴
●育児書や絵本など、子どもと過ごすための本を読むようになる。
●逆に、子どもが辛い目に合う本は読めなくなる。
●年間読書量:(一人目出産時)15冊、(二人目出産時)206冊、(三人目出産時)293冊
●特に好きだった本
・きみは赤ちゃん
自分の体の中で、ひとりの人間を育むことの奇跡と現実が、これでもかという鮮度で描かれています。
・『だるまさんが』シリーズ
子ども3人とも、夢中になった絵本です。だるまさんの真似をする、子どもの姿の愛らしいこと!
今の私の読書スタイル
読了本の記録をつけ始めてからの累計冊数は、2500冊を超えました。
が、読んだ本はすぐに忘れてしまうし、
自分ひとりで消化しているだけの作業になっていることに虚しさを感じ始めました。
そこで、数年前から読書ノートをつけて、より詳細に感想や考えたことを記録。
また、読書の楽しさを広めたい、共有したいと思い、
X(旧Twitter)やこの読書ブログで発信するようになりました。
読書記録の詳細は、こちらの記事へ
まとめ
読書記録を付け始めた2004年~2025年の読書量の推移はこちらです。

振り返ってみると、私が年間200冊読むようになった理由は次の3つでした。
1.幼少期から本に触れる環境があったこと
2.図書室や図書館を存分に活用したこと
3.電子書籍とオーディオブックを取り入れたこと
特別な速読術や読書テクニックがあったわけではありません。
読める時期にはたくさん読み、読めない時期には無理をしない。
そんなスタイルを続けてきた結果が、現在の年間200冊という読書量につながっています。
人生山あり谷あり、読めるときも読めないときもありますが、
読めないときは読めないなりに、別の楽しみがあります。
読書だけが人生ではない。
けれども、人生に彩りや癒しを与えてくれるのも読書です。
これからも自分のペースで、楽しく本を読んでいきたいと思います。
みなさんも、良き読書ライフをお送りください♪