私は図書館好きが高じて、35歳になってから司書資格を取得しました。
勉強中のモチベーションアップにも役立ってくれた
図書館マンガを紹介します。
「図書館ってどんなところなの?」「機会がないから行かないや」
そんな人もいるかもしれません。
でも、いやいや、待って待って!
まずはこの3冊のどれかを読んでみてほしいです。
- 図書館が好きな方
- 図書館に行ったことがない方
- 司書を目指している方
- お仕事マンガを読みたい方
税金で買った本(原作:ずいのさん、漫画:系山冏さん)
あらすじ
小学生ぶりに図書館に来たヤンキー石平くん。
その図書館で働く職員に、10年前に借りた本をまだ返していないことを指摘され、図書館で働くことに…。
11巻まで刊行。『週刊ヤングマガジン』にて連載中。(2024年5月時点)
おすすめポイント
原作のずいのさんは、図書館勤務経験者。
なので、図書館あるあるや実情が、実にリアルに描かれています。
図書館で働いている人は、あるあるネタで楽しめること間違いなし!
司書資格の取得過程で学んだことが、実際に図書館でどんなふうに活きるのかも知ることができて、面白いです。
司書資格を勉強中の人には、ぜひ読んでほしい!
図書館に興味のない方でも、クセ強な登場人物たちばかりなので、十分楽しめます。
夜明けの図書館 (埜納タオ さん)
あらすじ
暁月市立図書館で働く新米司書・葵ひなこ。
日々、利用者から投げかけられる質問は難問ばかり。
でも、利用者の求める本を提供するのも司書の仕事!
ひなこさん、がんばってます!
全7巻で完結。
おすすめポイント
司書の大事なお仕事、レファレンスサービス。
その難しさと醍醐味を味わうことができます。
一生懸命、利用者のために奔走するひなこさんの姿が素敵。
だんだん成長していくひなこさんに注目。
お仕事マンガとしてもおすすめしたいマンガです。
図書館の主 (篠原ウミハル さん)
あらすじ
でも、児童書の知識はピカイチ!
同僚の図書館員たちや利用者たちの持ち込んだトラブルに巻き込まれて、
文句を言いつつも、なんやかんや慕われています。
全15巻で完結。
おすすめポイント
こちらは他の2冊よりも人情味・ミステリ味が強め。
司書の専門性はさらっと描きつつ、
御子柴の周りの人間関係を中心に描いています。
日常生活のちょっとした謎を、御子柴はどうやって紐解くのか?
作中で紹介されている本は実在する本なので、
児童書が好きな方にもおすすめです。
児童書に興味がない方でも、このマンガを読んだら、
児童書が読みたくなってくるかも。
小説 図書館の主 塔の下のライブラリアン(原作:真堂樹さん、絵:篠原ウミハルさん)
『図書館の主』のノベライズ。
まとめ
今回ご紹介した3作品は、図書館好きにはきっと刺さると思います。
でも、実は図書館に普段行かない人にこそ、読んでほしいマンガでもあります。
図書館って、特別な場所じゃない。誰でも利用できる素敵な場所です。
より多くの人が、図書館を身近に感じられることを期待します!