新年が明けて早くも1週間経ちました。
みなさん、年末年始はゆっくり読書できましたか?
私はいつもよりも家族と過ごす時間が増えたので、ひとりで本を読む時間は
あまり取れませんでした。
でも、子どもたちに絵本を読み聞かせる時間は、いつもよりたっぷりとれました!
普段も、毎日夜寝る前に読み聞かせをして、
こどもたちが本に親しむ時間をつくっています。
けれど、長男に関しては、小学生になってから読み聞かせの機会が減ってきて、
ちょっとさみしい。
小学生向けで、こどもも大人も一緒に楽しめる本があったらいいなぁ。
そう思って書店に行ってみると、意外とあるもので。
ということで今回は、小学生も大人も一緒に楽しめる、
ミステリデビューにおすすめの本を紹介します。
- 小学生向けのミステリ小説を探している方
- 学校の「朝読書」におすすめの本を探している方
- 気軽に楽しめるミステリを読みたい方
暗号サバイバル学園(山本省三 さん)
あらすじ
暗号で世界を守るために天才たちを集めた「暗号サバイバル学園」。
ここに通うフツーの少年、ハルトは、個性的な仲間たちと協力して、
大きな敵に立ち向かう!
おすすめポイント
何を隠そう、我が家の長男(小学4年生)が、いまドはまりしているシリーズです。
ところどころに漫画があったり、
暗号を主人公たちと一緒に解いていくワクワク感が楽しいのだそうで。
学校の図書室でも大人気というシリーズ。
ひらめき系の暗号から、モールス信号、ヒエログリフなど、
さまざまな暗号が登場します。
とじこみふろくのカードでは、自分で暗号が作れちゃうという楽しみも!
放課後ミステリクラブ (知念実希人 さん)
あらすじ
4年1組の「ミステリトリオ」、辻堂天馬、柚木陸、神山美鈴。
3人のもとに、先生から学校で起こるふしぎな事件の真相をつきとめてほしい、と
たのまれる。
プールに放たれた金魚は、いったいだれが、なんのために?
おすすめポイント
まずは著者に注目!
『天久鷹央の推理カルテ』シリーズや『硝子の塔の殺人』など
ヒット作を次々と生み出しているミステリ作家、知念実希人さん!
「人生初の”伏線回収”を子どもたちへ」というコンセプトに書かれた児童書ミステリです。
漢字にはすべてふりがながふられており、イラストもたくさん。
9才から大人まで楽しめる、ミステリの面白さを体感するのにぴったりな本です。
シリーズ化しているので、1巻目が気に入ったら、どんどん続きが読めるのも
楽しいポイントです♪
やらなくてもいい宿題 (結城真一郎 さん)
あらすじ
算数の天才小学生・数斗のいる5年1組に転校してきたミステリアスな転校生・ナイトウさん。
彼女は何かひみつを持っているようで・・・
ひみつを探る数斗に、ナイトウさんは「この問題が解けたら質問に答えてあげる」と
算数の問題を出題してきた。
算数が得意な数斗は余裕で答えるが、実はそこにはワナがしかけられていた…!
おすすめポイント
なんといっても、著者が『#真相をお話しします』などで今注目の結城真一郎さん!
『放課後ミステリクラブ』と同様、大人向けミステリで売れっ子の作家さんが書いた、
子ども向けのミステリってどんなものだろうと気になりますよね。
本の中で出題されるのは、つるかめ算や旅人算(速度や距離を計算するやつ)
などの定番の算数の問題。
正直、算数が苦手な私にはむずかしかった…
(小学生当時、ちんぷんかんぷんになった記憶がよみがえりました。。)
けれど、イラストと漫画で解説があり、問題の解き方もわかりやすく説明されています。
この本を小学生の頃に読みたかった!
算数の勉強にも、国語の勉強にも、そしてもちろんミステリの要素も楽しめる、
一石三鳥の児童書です♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した本は、こどもから大人までみんなで楽しめる本たちです。
ぜひご家族でいっしょに読んで、なぞときの世界にハマってみてはいかがでしょうか♪